肝機能酵素値が気になる人のサプリメントの選び方

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肝機能酵素値が気になる人のサプリメント、見るべき5つのポイントは？

サプリメントは健康な人が飲むためのもので、食品に分類されています。

食品のなかには、特定の機能があると表示することを国が「保健機能食品」制度で認めているものがあります。

「保健機能食品」には以下の3種類があります。

・特定保健用食品（トクホ）

健康の維持増進に役立つと科学的根拠に基づいて認められ、国が審査をして消費者庁長官が許可した食品

・栄養機能食品

一日に必要な栄養成分として認められているものを、一定の基準量含む食品。届け出をせずに国が定めた表現によって機能性を表示することができる

・機能性表示食品

科学的根拠に基づいた機能性を事業者の責任において表示した食品。発売前に安全性や機能性の根拠を消費者庁長官に届け出る

※参考：消費者庁「「機能性表示食品」制度がはじまります！」

生鮮食品や加工食品、サプリメントにも「保健機能食品」に分類されている製品があります。

肝機能酵素値を気にする人がサプリメントを選ぶときには、以下の5つのポイントをしっかり確認しましょう。

配合されている成分と量

肝機能酵素値（γ-GTP、AST、ALT）にアプローチするとして含まれている成分は、パッケージに明記されていますか？

たとえば原材料に「◯◯抽出物」「◯◯粉末」と書いてある場合もありますが、それに加えて、それぞれの原材料に含まれる具体的な物質名も確認できるとよいですね。

また、肝機能酵素値の改善に関与する成分がどのくらいの量、配合されているかも気になるところです。成分量が明記されているものを選ぶとよいでしょう。

「機能性表示食品」の記載

「機能性表示食品」は事業者が、商品の発売前に安全性や機能性についての情報を消費者庁長官に届け出ることで、事業者の責任において科学的な根拠に基づいた機能性があることを商品パッケージに表示できる制度です。

事業者が届け出た安全性や機能性についての情報は、消費者庁のサイトで公開され、誰でも確認することができます。

参考：消費者庁「機能性表示食品の届出情報検索」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/search/

機能性表示食品には、機能性関与成分や一日当たりの摂取目安量などが分かりやすく明記されています。

肝機能酵素値を気にする人がサプリメントを選ぶときは、機能性表示食品と表記してあるものを選ぶとよいでしょう。

飲みやすさ

健康を維持するうえで大切なのは、日々の食事や適度な運動、睡眠などの休養です。それに加えて、持ち運びがしやすくどこでも飲みやすいサプリメントは、健康な人の肝機能酵素値改善に役立つサポーターとなってくれるでしょう。

飲みやすさはサプリメントを選ぶうえで、大事なポイントになります。まずは少量から購入できる「初回お試しサービス」などを利用して、味、匂い、大きさなどを確認できると安心です。

ただし、サプリメントを飲んでいれば肝臓に負担のかかる生活をしてもよいというわけではありません。「サプリメントを飲んで、食生活にもちょっと気を配ろう」と、生活習慣を見直す第一歩につながっていくのが理想です。

価格

サプリメントの価格は内容量によっても変わります。安いほうがお得とは一概に言えません。

価格から商品を検討するときのポイントとしては、パッケージなどに記載してある一日の目安量を確認しましょう。

販売価格ではお手ごろに思えたけれど、一度に飲む量が多いために日数に換算したら割高だったということもあります。

サプリメントはある程度飲み続けていくことを想定し、一日あたりいくらになるかで計算をしてみてください。

問い合わせ先

サプリメントを選ぶときは、製造者・販売者を確認することも大切です。商品のパッケージや、注文するときのサイトには、製造元や問い合わせ先の連絡先、電話番号などがしっかりと書いてあるでしょうか。

信頼できる製造者、販売者から購入するようにしましょう。

肝機能酵素値が気になる人のサプリメント選びの疑問にお答え！

ここからは、肝機能酵素値が気になる人に向けたサプリメントの疑問にお答えします。

多く飲んでも大丈夫？

・一日の摂取目安量を守りましょう

サプリメントは、たくさん飲めば飲むほど肝機能酵素値が改善するものではありません。パッケージに記載されている「一日の摂取目安量」を参考にしてください。

どのタイミングで飲めばいいの？

・好きなタイミングでOK

サプリメントは食品なので、基本的には好きなタイミングに飲んでかまいません。ただし、飲むタイミングについてパッケージに記載されている場合には、それを参考にしてください。

病院で飲んでいる薬と併用しても大丈夫？

・医師や薬剤師に相談ください

服用中の薬がある方は、サプリメントを自己判断で追加することは控え、医師や薬剤師に相談ください。

※サプリメントは病気を改善するものではありません。肝機能酵素値が異常値の範囲にある方は医療機関を受診してください。

「クルビサ」とは？

「クルビサ」は、秋ウコンに含まれている「クルクミン」と「ビサクロン」を配合した機能性表示食品です。

クルビサには、一日の目安量にクルクミン30mgとビサクロン400μgが含まれています。クルクミンとビサクロンは、健康な人の肝機能酵素値（γ-GTP、AST、ALT）の改善に役立つ機能があることが報告されています。

一日の摂取目安は3粒、お好きなタイミングで飲むことができます。

肝機能酵素値が気になる方は、サプリメントを上手に利用してみては？

健康づくりの3要素は食事、運動、休養。

栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠などの正しい生活習慣を心がけたうえで、サポートしてくれるのがサプリメントです。ここでご紹介したポイントを参考に、安心して飲み続けられるサプリメントを選んでくださいね。